マリオットボンヴォイアメックスカードがうわさ通り2月8日に発表されましたね!
カードの特典や年会費が正式に発表されたことで、このカードのメリットやデメリットが明らかになってきました。
SPGアメックスホルダーの場合は、自動的にマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードへ更新される事になっていますが、更新するのか解約するのか悩ましいですよね?
新しいマリオットボンヴォイアメックスカードの良い点・悪い点をふまえた上でSPGアメックスを解約するのが良いのか、マリオットボンヴォイカードに更新するのが良いのかどうかを考えてみました。
マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報
まずはマリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報を確認しておきます。
マリオットボンヴォイアメックスカードは一般カードとプレミアムの2種類があり、年会費や特典などが異なります。
年会費が一般カードが23,100円(税込)、プレミアムが49,500円(税込)と倍以上違うので特典も大きく異なるんです。
SPGアメックスカードを含めた3つのカードの主な違いの比較です。
SPGアメックス | マリオットボンヴォイアメックス | マリオットボンヴォイアメックスプレミアム | |
年会費 | 34,100円(税込) | 23,100円(税込) | 49,500円(税込) |
ポイント還元 | 100円=3ポイント | 100円=2ポイント | 100円=3ポイント |
系列ホテル利用時 | 100円=6ポイント | 100円=4ポイント | 100円=6ポイント |
家族カード | 1枚17,050円(税込) | 1枚無料 | 1枚無料 |
宿泊実績の付与 | 5泊 | 5泊 | 15泊 |
会員ステータスの付与 | ゴールドエリート | シルバーエリート ※1 | ゴールドエリート ※2 |
無料宿泊特典 | 50,000Pまで | 35,000Pまで ※3 | 50,000Pまで ※3 |
- ※1 年間100万円以上の利用でゴールドエリート
- ※2 年間400万円以上の利用でプラチナエリート
- ※3 年間150万円以上の利用が必要
その他にも、マリオットボンヴォイカードは、リッツカールトンやセントレジスブランドの連泊で100米ドルクレジットホテル内施設利用特典(何度でも利用可能)や手荷物無料宅配サービス特典に羽田空港が追加。
また、プレミアムだけですがスマートフォンプロテクション(スマホの修理代金を最大3万円まで補償)。
なお、SPGアメックスで自動付帯だった海外旅行傷害保険がマリオットボンヴォイカードでは利用付帯になります。
人によって感じ方も違いますが、マリオットボンヴォイカードは、SPGアメックスと比べて良くなるものもありますが、改悪の側面が大きいと思います。
SPGアメックスからの更新と救済措置
SPGアメリカン・エキスプレス・カードが廃止され、マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードに2月24日から順次切り替えになります。
そのため、SPGアメリカン・エキスプレス・カードの申込みは2月23日までになります。
SPGアメリカン・エキスプレス・カードは、手続き不要で自動的にアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードに更新されます。
SPGアメックスカードをすでにお持ちの場合、2月24日からSPGアメリカン・エキスプレス・カードが利用できなくなり、マリオットボンヴォイカードが送付されるというわけではありません。
現在利用されているSPGアメックスカードは、カード有効期限までそのまま利用ができます。
カードの有効期限時に新しいマリオットボンヴォイアメックスに切り替えになり新しいデザインのカードが送付されますが、それ以前にも希望すれば交換は可能。
ただし、カード番号が変更になるので、サブスクや公共料金等の自動引き落としに利用している場合は手続きが面倒ですが、券面がカッコいいので早く変更をしたい人も多いでしょうがね。
カード有効期限までSPGアメックスをそのまま使えるのですが、更新自体は2022年5月11日以降に順次マリオットボンヴォイ・プレミアムカードになります。
外見はSPGアメックスですが、中身はマリオットボンヴォイカードになるわけですね。
カード有効期限までは。
マリオットボンヴォイカードに更新された場合の年会費は、当然マリオットボンヴォイ、しかもプレミアムカードのものになります。
つまり、従来の34,100円の年会費ではなく、49,500円を徴収されるわけです(*_*)
なお、希望をすればマリオットボンヴォイの一般カードへの切り替えも可能なので、その場合は年会費は23,100円ということです。
一般カードはあまりオススメできませんが^^;
5月11日前までのカード更新については、SPGアメックスの現在の年会費、つまり34,100円が請求されます。
SPGアメックスからの更新の救済措置
マリオットボンヴォイカードへの更新は実質的な改悪による解約阻止も見込んで?か、救済措置が用意されています。
マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの場合、50,000ポイントまでの無料宿泊特典を受けるためには、年間150万円の利用が必要です。
ただ、SPGアメックスからの更新時に関しては、年間利用の制限なく無料宿泊特典が付与されます(≧▽≦)
私の例ですが、12月が更新になるのでSPGアメックスの年会費34,100円が引き落とされ、無料宿泊特典と5泊の宿泊実績が2022年2月末頃に加算される予定です。
2022年12月にむかえる更新は、新しいマリオットボンヴォイプレミアムカードになり、年会費は49,500円が引き落とされ、15泊分の宿泊実績とそれまでの利用実績に関わらず、無料宿泊特典も付与されます。
2023年12月の更新に関しては、15泊の宿泊実績はありますが、無料宿泊特典は150万円の利用実績がなければもらえないというわけですね。
その他に、1万円分のマリオットボンヴォイダイニングクーポン(有効期限6ヶ月)が限定特典として、SPGアメックスからの更新の際に提供される予定です。
SPGアメックスから更新or解約?
SPGアメックスからマリオットボンヴォイアメックスに変わって、年会費の大幅アップや特典の変更などで更新をせず、解約してしまおうかとお悩みの方もいますよね?
新しいマリオットボンヴォイアメックスカードの良い点・悪い点をふまえた上でSPGアメックスを解約するのが良いのか、マリオットボンヴォイカードに更新するのが良いのかどうかを考えてみました。
年間400万円のカード利用ができるなら魅力
もしあなたが年間400万円のカード利用が見込まれるのなら、それだけでマリオットのプラチナステータスを得られるわけですから、お得といえばお得。
マリオットボンヴォイアメックスに変わって、むしろ改善するケースですね。
たとえたくさんの利用ができても、最近は航空会社のエリートステータスもカード利用額によって獲得が可能になってきていますから、どれを獲得するかは悩みどころ。
また、今から年間400万円が利用できるような仕組みをこれから作るのも良いでしょうか。
手っ取り早い方法では転売とかですかね。
私も実際にたくさんのクレジットカードがあって、その枠を利用できないものかといつも考えていますが、今後さらに情報を集めていきます。
とりあえず更新してマリオットの状況をみます
私はそもそもケチであまりお金を使いたいと思わないので、正直この49,500円という高額な年会費は悩ましいです^^;
当初の噂では、一般カードでも15泊の宿泊実績を得ることができるようなことも言われていましたが、一般カードは5泊の宿泊実績だけの獲得。
さらに年会費も2万円以上と中途半端に高い(*_*)
思惑ではダウングレードをしてSPGアメックスから更新をしようと思っていたのですが、ちょっと年会費は痛いですが、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムに更新をする予定です。
50,000ポイントまでの宿泊実績が無制限でもらえる最初の更新はして、次に訪れる更新をどうしようかという感じではありますが。
15泊の宿泊実績がついて、海外でのポイント宿泊15泊をすれば、有償の宿泊はたった20泊で済みますからね。
仮にポイント宿泊が1泊10,000ポイントですと必要ポイントは150,000ポイント。
もっと少なく1泊8,000ポイント平均なら、120,000ポイントですから、これぐらいならポイントの蓄えを数年分あるという方もいますよね?
有償宿泊が1泊8,000円だったら16万程度、年会費と合わせれば20万程度でプラチナを維持できる計算になります。
SPGアメックスの5泊宿泊実績の方が、プラチナを獲得するトータルの出費は高くなりそう。
これぐらいの出費で得られる特典を考えると、十分投資価値もあると思うんですよね~
宿泊を重ねて、ライフタイムゴールド、できればライフタイムプラチナを獲得できればという感じですね。
宿泊実績をお金で買うと思えば、それほど年会費も高く感じません。
改悪には注意したい
マリオットボンヴォイアメックスに更新をするとしても、気になるのはマリオットの改悪ですよね!
コロナが終わると、プラチナが会員が少なくなり、ゆったりとラウンジを過ごせるのに、ボンヴォイカードでプラチナのインフレは止まらないような感じもあるかもですね。
こうなると、マリオットの改悪がちょっと怖いんですよね~。
また、ポイント価値もポイント宿泊が変動性になることで、ちょっと厳しくなち下落してしまうおそれもあるので、そこも含めて今後のことを考えていきたいところです。
とりあえずは、こんな感じで来年のプラチナ防衛も考えて、こんな感じの予約も入れていますがね。
1泊あたり5,000ポイントを切っていますので、こんなものを利用できればお得過ぎて、まだまだマリオットも良いのかなという感じ。
今後の動向しだいで、IHGやアコーもあるし、ヒルトンアメックスだってあるわけで、マリオットの改悪があれば、またその時に考えます。
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