シルクエアーは日本人には少しなじみが薄いですが、シンガポール航空のグループ会社で、短距離・中距離航行を専門としています。
シルクエアーはシンガポール航空の傘下ながら、スターアライアンスには加盟をしていないため、ANAのマイルを使ってシルクエアーの単独運航のフライトを利用することはできませんでした。
今回の統合によって、シルクエアーの便がシンガポール航空便に変わるので、ANAマイルを使った特典航空券で多くの行き先が増えることになります。
シルクエアーがシンガポール航空に完全統合
シルクエアーとシンガポール航空(SQ)の完全統合は、2018年には発表をされていて、2020年には統合が進む計画でした。
しかし、新型コロナの影響もあってか統合は進まなかったのですが、2021年3月よりようやくシルクエアーの便が、シンガポール航空便に変更することになりました。
シンガポール便に変わるのは、シルクエアーのシンガポール-プーケット便で、すでに検索をかけるとシンガポール航空(SQ)便名に変更をされています。
スターアライアンスに加盟するシンガポール航空
シンガポール航空はスターアライアンスに加盟をしているため、ANAマイルを使った特典航空券で利用ができます。
シルクエアー便が統合によって、シンガポール便に変わるため、ANAマイルで利用できる行き先が大きく増えることになります。
SFCやプラチナ会員などステータスホルダーなら、スターアライアンスゴールドの特典も利用できるのでメリットは大きいですね。
特典航空券だけでなく、有償での路線も予約クラスによってはANAマイルを貯めることもできるはずなので利用しやすくなりますね。
シルクエアーの就航地はこんなところがあります
現在シルクエアーが就航をしている都市はたくさんありますが、その中でも観光地として人気の都市や乗り継ぎで利用できそうな都市を紹介します。
※路線はすべてシンガポール発着になります。
- バンドン
- バンガロール
- 釜山
- ケアンズ
- セブ
- 成都
- チェンナイ
- チェンマイ
- 重慶
- ダナン
- ダーウィン
- ダバオ
- デンパサール
- 杭州
- ハノイ
- ハイデラバード
- カトマンズ
- サムイ島
- メダン
- プノンペン
- プーケット
- 深圳
- シェムリアップ
- スラバヤ
- 厦門
- ヤンゴン
- ジョグジャカルタ
日本から直行便がないような都市がズラッと並んでいますので、今までなかなか行きにくかった都市も行きやすくなりそうです。
シンガポールを経由して周遊旅行をするのも良いですし、日本から逆に近い都市を経由してシンガポールに行くとか面白い旅程を組めるかもしれませんね。
まとめ
シルクエアーとシンガポール航空との経営統合によって、シルクエアー名の路線がシンガポール航空便に変わります。
スターアライアンス加盟のシンガポール航空路線に変わることで、ANA特典航空券でも利用できるし、スターアライアンスゴールドなら、ラウンジや優先搭乗なども利用できるようになります。
元々シルクエアーは短距離・中距離の収益性が低めの観光地の路線が多いですが、旅行者にとっては使い勝手が良いので利用価値は高そうです。
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