徳島県の秘境大歩危・小歩危は、素晴らしい渓谷美を眺めているだけでも心が癒やされます。
大歩危・小歩危あたりは人気の観光地なので、宿泊するとなるとけっこう高いのかなと漠然と思っていました。
山間の渓谷で土地があまりないので、ホテルや旅館も少なそうですし。
今回、じゃらんのクーポンを使い、さらに「GOTO秘境三好市トラベルキャンペーン」によって超お得に宿泊をすることができました。
建物や設備の古さなど問題点はあったものの、温泉やトレインビューのお部屋、接客の良さなど満足のいく滞在で、またリピートするつもり。
大歩危温泉サンリバー大歩危の温泉
秘境の温泉ってプレミアム感が高いというか、露天風呂なんてあると気分は最高ですよね!
大歩危・小歩危に近い祖谷渓は、白川郷(岐阜)、椎葉村(宮崎)とともに日本三大秘境と言われていますが、それだけ大歩危やその周辺の自然が素晴らしい証だと思います。
大歩危に泊まるだけでもテンションが上がるのですが、さらに温泉やサウナをゆっくりと堪能をしたので、身も心もとろけるような感覚になりました!
貴重品ボックスが、浴場の入口の前にあります。
やっぱ温泉にはこれでしょうw
温泉の泉質・効能
泉質・・・アルカリ単純泉
効能・・・打ち身、皮膚病、美肌効果
化粧水要らずの強アルカリ泉で美肌効果があり、若返りの湯として地元でも評判らしいです。
たしかにとろとろしたお湯で、肌に何かを塗ったような感じでしたね。
女性の方は特にうれしい効能ですが、宿泊だけでなく日帰り入浴でも利用をすることができます。
大歩危温泉サンリバー大歩危の日帰り入浴
大歩危温泉サンリバー大歩危ですが、ぜひ宿泊をして欲しいお宿ですが、日帰り入浴で温泉だけでも入ることもできます。
日帰り入浴は、大人700円 子供350円という安さ!
三好市内にお住まいの方なら大人500円という銭湯価格!
そういえば地元の方という感じの人もたくさんいたし、夜中より夕方の方が入浴する人が多かったです。
私が三好市に住んでいたら、毎日でも通いたいぐらいです。
営業時間は日帰り入浴が、AM11:00〜PM22:00(受付終了 21:00)
宿泊者は、6:00~8:00、夜は23:00まで入浴ができます。
サウナもイケてる
大浴場にはサウナも完備されていて、サウナーもそこそこ満足のいくものではないかと思います。
サウナイキタイの情報によると、サウナ室の温度は97℃、水風呂は15℃、収容人数は8人です。
テレビがないのはちょっと残念ですが、100℃に近い高温なのですぐに汗が吹き出てきます。
サウナ室自体は広くはないですが、私が入った時は3人が最高でしたので、それほど混雑はなかったです。
ちょっと問題点というと、水風呂が1人しか入れないことですかね。
一番良い点は、祖谷の山々の緑を見ながら外気浴で休憩を入れることができることですね。
ただでさえ癒やされるサウナで、さらに景色を堪能できて心身ともトロトロになります!
トレインビューのお部屋
今回の元々の宿泊料金は朝食付きで6,300円だったのですが、安いのには理由があり、部屋は当日おまかせ。
さらにクーポンで3,000円引きになったので不満を言ったらバチが当たりそう。
まあ、宿にはちゃんとクーポン分もお金が入るんでしょうが…
あまり期待もしていなかったんですが、部屋に入って窓の外を見ると…
どど~んとトレインビュー(≧▽≦)
私は鉄道ファンというほどでもないですが、この風景はやっぱり興奮します。
ただ、土讃線は本数が少ないので、橋梁ビューという感じもしますが^^;
この橋は昭和10年に完成をした「第二吉野川橋梁」で、大歩危小歩危に橋梁はこの一つしかありません。近代遺産という雰囲気もありますよね!
鉄道景勝地としても有名らしく、このトレインビューのホテルに泊まりたいために鉄道ファンも訪れるようです。
部屋の内容はともかくとして、この光景がたった3,000円程度で味わえるなんて幸せすぎます。
部屋は古い
もうこれだけ素晴らしい景色が眺められるなら、部屋なんてどうでも良いという感じもするのですが、一応レビューをw
はっきり言って部屋は古いです。トレインビューの部屋、しかも最上階の部屋にしていただいてマイナス面を伝えるのは心苦しいですが、やっぱり古いんです^^;
ただ、キラッと光るものもありますし、気配りや居心地の良さは感じた部屋です。
こんな感じの。
ベッドはシングルサイズで、このような景勝地のホテルでシングルの部屋は、一人旅の鉄道ファンをみこしてのことなのでしょうかね?
ベッドの周辺にはいろいろ気配りを感じるものがありまして、デスクライトに電源コンセントとUSBポートで充電できるタップがありました。
リモコン類は封がされています。コロナ対策でここまでする所は私はほとんど見たことがありません。
こちらには浴衣やタオル。サイズは3サイズ用意されており、大きなサイズと小さなサイズは廊下に用意されています。
液晶テレビはやや小さめ。温泉やサウナの方が楽しかったので、結局テレビは見てないです。
ソファにテーブルは仕事モードというより、くつろぎモード。
冷蔵庫の中は空です。缶があるのは個人的に購入したものです。
温泉の大浴場があるから特に気にはならなかったですが、部屋にはお風呂やシャワーはありません。
まあ、朝シャンはできるので、寝ぐせ直しぐらいは大丈夫。古くてもトイレはウォシュレットです。
廊下には自由に取れるアメニティ。一番上段には温泉大浴場に持ち物を持ち運べる巾着袋。
歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリしかありませんが量は十分。
小さいサイズの浴衣など。
フロント・ロビーやホテルの不便な点
フロントは温泉旅館という感じ。チェックインの際に温泉大浴場やレストランの利用について丁寧に説明をしていただきました。
お土産屋などが売っている売店も温泉宿らしい。
チェックインの際に館内利用の説明を詳しくされたのは、このホテルが西館と東館に分かれているからなんです。
部屋は西館だったのですが、朝食会場と温泉大浴場は東館にあります。
そのため、いったんエレベーターで2階のロビー階まで降りて、その後東館に移動し、再度エレベーターに乗って、温泉や食事会場に向かう必要があります。
たしかに不便といえば不便ですが、私はそんなに面倒ではなかったです。
朝食はやや残念
朝の温泉を楽しんだ後は、朝食を食べに東館の7階に向かいます。さすがに西館→東館5階温泉→西館→東館7階食事会場は面倒でしたw
朝食会場のスカイレストラン「涼風」。
座席が部屋ごとにセッティングされていて、ご飯やお味噌汁だけが到着後サーブされます。
牛乳、オレンジジュース、コーヒー、温泉卵、納豆、のりは自由に取ってよいことに。
納豆やのりはたくさんありましたが、温泉卵がほとんどなかったので、まだこの後のお客さんのことを考えると、1つだけにしておきましたw
朝食はこんな感じ。和食オンリーではなく、和洋折衷で料理の種類が少ないビュッフェを食べている感じかな。
朝食の味はもう少し頑張って欲しいかなという感じ。温泉宿で期待も大きかったので、その反動もあるのかもしれません。
ただ、トータルで接客も丁寧で、温泉・サウナもありますから次もリピートしたいホテルです。
さいごに
大歩危温泉「サンリバー大歩危」は、大歩危・小歩危の観光に便利なホテル。
温泉やサウナが堪能できて、トレインビューのホテルで鉄道ファンやサウナ好きにとってはぜひ泊まって欲しいお宿です。
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