JCBプロパーカードで、自己申込みができるカードの中で最もステータスが高いカードが「JCBプラチナ」というプラチナカードです。
アメックのようにプロパーのカードは、年会費が高いというイメージがあるかもしれませんが、JCBプラチナは比較的格安な年会費で所有できるプラチナカードです。
さらにJCBらしく、日本人が喜びそうな特典が豊富に用意されており、特典やメリットを考えてもとてもコストパフォマンスが高いプラチナカードなんです。
JCBプラチナとは?
JCBのプロパーカードの「JCB ORIGINAL SERIES」の中で、自己申込が可能な最上級のカードです。
何事も最上級のものって良くないですか?扱いも一番良くしてくれますしね。
プラチナカードのようなステータスカードは、インビテーションが必要なものが多く、発行したくてもなかなかできないという場合もあります。
最近は貧富の差が拡大傾向で、ゴールドカードよりもむしろプラチナカードの需要が増えてきています。
そのような背景もあることから、以前はJCBプラチナもインビテーションが必要だったのが、自己申込みでも入会をすることが可能になりました。
国際ブランドJCBの魅力
JCBは海外では通用しない場面も多いため、作るのを敬遠する方も少なくないと思います。
たしかに海外では使いにくさがありますが、逆に国内では加盟店も多くその使いやすさは際立ちます。
海外でも、日本人が立ち寄りそうなショップなどでは利用できる場合が多いですし、ハワイやアジアなど日本人が多く訪れる場所では、その通用度が上がります。
海外に設置されている「JCBプラザ」は、情報収集やホッと一息を取るのにも便利ですし、荷物を預かってくれたりなどいたれりつくせりなんです。
※JCBプラザは、JCBプラチナだけの特典ではなく、一般カードでも利用ができます。
JCBプラチナの年会費
JCBプラチナの年会費は、27,500円(税込)ですが、国際ブランドのプロパーカードを考えるとそれほど高くないというイメージがあります。
アメックス・プラチナの年会費143,000円と比べるとかなりの差がありますからね。
また、日本のメジャーなクレジットカードで双璧とも思える、三井住友カードのプラチナカードの55,000円の半額なので、その安さが際立ちます。
家族カードは1名が無料で、2名以降が1人3,300円(税込)と家族カードも含めても、年会費を節約できるのも魅力があります。
JCBプラチナの特典やメリット
JCBプラチナには数多くの特典やメリットがありますが、マイラー目線で魅力的な特典はこんなものがあります。
- 24時間対応コンシェルジュ
- プライオリティパスの無料発行
- USJ・京都駅のラウンジ利用 ←関西人歓喜(≧▽≦)
- グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名無料)
- 国内・海外旅行傷害保険の自動付帯
その他にももっと特典やメリットがありますが、マイラー旅行好きにとってメリットの多い上記に絞って紹介をしていきますね。
24時間対応コンシェルジュ
プラチナカードの大きな魅力として、コンシェルジュサービスをあげる人は多いと思います。
コンシェルジュサービスを上手く利用して活用ができれば、かなりの時間短縮にもなって、助かる場面も多いです。
また、しっかりと教育をされたコンシェルジュの対応は、ストレスを感じることは少ないのも良い点です。
この点、JCBのコンシェルジュサービスは質も高いとの評判で、その理由の一つがコンシェルジュを外部委託せずに、JCB自前で教育をしているのも大きいと思います。
この辺りは日系企業らしいサービスのこだわりかなという感じもしますね。
プライオリティパスの付帯
クレジットカードにプライオリティパスが付帯するかどうかは、海外旅行好きにとってはかなり重要な位置づけになります。
JCBプラチナの特典として、プライオリティパスのプレステージ会員が無料で発行できます。
プライオリティパスのプレステージ会員に普通に入会をするとなると、US$429もの年会費が必要なんです。
本日の為替レートで計算すると、46,848円になりますから、これだけで年会費をの元を十分にとっているともいえます。
まあ、プライオリティパスのそのものの年会費と比べても、あまり意味がないんですがね。
プレステージ会員は、利用回数の制限がなく空港ラウンジを利用することができます(当日の搭乗券が必要)ので、海外の大空港などでは、1日2ヶ所3ヶ所のラウンジをめぐることができます。
「ラウンジホッピング」なんて呼び方もありますが、ラウンジによってはお酒が良い、食事が良い、雰囲気が良いなどいろいろあります。
JCBプラチナでは、家族カードにはプライオリティパスが発行されず本会員のみです。
ただし、同伴者料金が2,200円(税込)と楽天プレミアムカードの3,000円(税込)と比べるとかなりお安くなっているのがメリットです。
USJ・京都駅のラウンジ利用
JCBプラチナは、国際線の利用ならプライオリティパスでラウンジが利用できますし、国内線の利用でもカードラウンジを利用することができます。
ただ、飛行機を利用する時に利用できるだけで、日常の他の場面でラウンジを利用することができれば、より便利ですよね?
空港ラウンジ以外のラウンジサービスはあまり多くないのですが、JCBプラチナならUSJや京都駅でラウンジが用意されています。
イオンの株主やイオンゴールドカードを持てば、イオンラウンジが利用できますが、混雑で並ぶ必要があるし、時間制限やドリンクの飲む量の制限もある所も。
現在はコロナのため閉鎖中。
USJのラウンジ
USJでは、JCBは人気アトラクションの「フライングダイナソー」に協賛しており、そのためJCBプラチナ会員は、VIPな対応が用意されています。
フライングダイナソーの建物の中にJCBのラウンジがあり、パーク内を歩きまわった疲れを癒やすことができます。
ラウンジ利用だけでなく、フライングダイナソーの優先搭乗もできるので、時間の短縮になるのもウレシイ点。
なお、USJのJCBラウンジは、事前の予約制で当日にラウンジへ行っても入ることができません。
また、本会員、家族会員の方とあわせて年1回までの利用で、プラチナコンシェルジュ・デスクに招待券を請求することになります。
招待券1枚で4名まで利用できるので、ご家族やグループの利用でも大丈夫です。
JCB Lounge 京都
JR京都駅ビル内にある「JCB Lounge 京都」があり、JCBプラチナホルダーは利用をすることができます。
京都駅にあることから、旅行や出張の時の利用も便利ですし、地元京都の方なら毎日でも通いたいぐらいですね。
カード1枚につき同伴者1名が利用ができ、家族カードも作ると最大で4名まで利用が可能です。
京都でクレジットカードのラウンジというと、アメックスの高台寺塔頭 圓徳院 「京都特別観光ラウンジ」があります。
「京都特別観光ラウンジ」は圓徳院の拝観までできるので、禅寺が好きな私にとっては、とても魅力的なんですが、鐘をカーンと鳴らして入館をするのと、カップルが多いのとで、ちょっと苦手。
雰囲気も良いし、たまに口説いている輩もいるんですよw
妄想かもしれませんがwww
まあ、京都に住んでれば毎日のように通うかもしれませんがね^^;
俺も京都のお寺で口説いてみたいという人は、アメックスのカードも作ってくださいね。こちら最強カードSPGアメックスがオススメですよ。
グルメ・ベネフィットで1名コース料理が無料
グルメ・ベネフィットは、高級レストランで所定のコースメニューを2名以上で利用すると、1名分のコースが無料になる太っ腹なサービスです。
グルメな人なら、こちらのサービスを年何度も利用をすることで、年会費の元を十分に取ることができますね。
利用制限は緩く、同一店舗の利用が半年に1回という制限はありますが、合計での利用回数に制限はありません。
対象店舗は全国で100店舗なので、いろんなお店を試すことができます。
国内・海外旅行傷害保険の自動付帯
クレジットカードの特典で旅行好きの方にウレシイ特典が旅行傷害保険です。
JCBプラチナでは、国内・海外ともに旅行傷害保険が自動付帯なので、旅行代金の支払いをせずとも補償の対象となります。
国内では健康保険も利用できますので、より重要なのは海外旅行傷害保険ですが、JCBプラチナは補償内容が非常に充実をしています。
死亡・後遺障害は利用付帯5000万円が加わると、最高金額の1億円になりますし、疾病・傷害の治療費用に対する補償も最高で1000万円と十分な補償です。
海外は医療費が高い傾向がありますし、これだけの医療費が保険でまかなえられるとなると、安心して海外へ行けるはずです。
19歳未満のお子さんがいるようなご家庭でしたら、本会員+家族会員+家族特約でしっかりと保険でカバーできますからね。
マイルを貯めるにはちょっと残念
JCBプラチナで貯まるのは、「Oki Dokiポイント」ですが、JALやANAのマイルへの交換もできますが、基本の還元率は0.3%とかなりショボいです。
移行手数料などが必要なく、費用がかからないという点は良いですがね。
JCB STAR MEMBERSで年間の利用額に応じてポイント還元率がアップしますが、300万円以上の利用でも70%UPで、マイル還元率はそれでもあまり高くありませんね。
JCBプラチナのメリットは、プロパーカードのプラチナカードが格安な年会費で手に入れられるというのが一番大きいでしょうか。
さいごに
JCBプラチナは、券面がかっこ良いですし、プロパーカードの高いステータスやプラチナコンシェルジュサービスの質が高いのもメリット。
プライオリティパスだけを考えると、もっと格安の年会費で手にいれることができますが、同伴者2,000円なので、ファミリー層でそれほど海外に行かないならかえって好都合かも。
USJや京都駅ビルにあるJCB Lounge 京都の利用も家族で利用できますし、ファミリー層に適したプラチナカードじゃない。
海外旅行傷害保険の家族特約もあって、19歳未満の子供にもわりと手厚い補償がありますからね。
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