デュシタニバンコク(現在改装工事中)をフラッグシップホテルとする「デュシット・インターナショナル」は、2023年9月に「デュシタニ京都」を開業する予定です。
ラグジュアリーホテルがまた日本で誕生することで多くの人が興味を持っているでしょうが、運営するのはタイを代表する高級ホテルグループです。
デュシット インターナショナルは、京都にさらにカジュアルな新ブランド「アサイ ホテル(ASAI HOTELS)」進出を計画している様子。
庶民派の私としては、「ASAI」いかんによっては高いコスパでホテルステイを楽しめるかもしれないと注目をしています。デュシタニ京都と合わせてね。
デュシット・インターナショナルの会員プログラム「デュシットゴールド」で、オイシイ思いはできるのでしょうか?
「デュシットゴールド」のメリットなども紹介をしていきます。
デュシット・インターナショナルが京都に2つ目のホテルを計画
タイを代表するラグジュアリーホテルグループ「デュシット・インターナショナル」は、2023年9月に「デュシタニ京都」を開業する予定です。
本願寺門前町に建設がされるそうで、京都駅からもさほど遠くなく、外観もかなり宿泊レートが高くなりそうなイメージがあります。
デュシット・インターナショナルのホテルブランド
デュシット・インターナショナルは、「デュシット デバラナ」「デュシタニ」「デュシットD2」「デュシットプリンセス」という4つのブランドで幅広い客層に対応をしています。
アジアや中東を中心に、開発中のものも含めて50軒以上のホテルを運営するホテルグループ。
セブやモルディブにリゾートホテルがあり、特にリゾートが好きな方にとっては注目に値するホテルグループかも。
さらに2018年には、新ブランド「アサイ ホテル(ASAI HOTELS)」を立ち上げまして、その新ブランが京都に進出する計画が出てきています。
アサイ ホテル(ASAI HOTELS)の特徴
「アサイ ホテル(ASAI HOTELS)」の特徴ですが、主なターゲットはミレニアル世代を想定しているようです。
外観のイメージはこんな感じ。
ホテルブランドのコンセプトを読んでも、「なんのこっちゃ?」と良く分からなかったのですが、客室は約15㎡~23㎡程度のコンパクトなコンテンポラリデザイン。
客室のイメージはこんな感じ。
良質のベッドや高圧力のレインシャワーなどが特徴的なようです。
また、共有スペースを大きく配置しており、居心地の良いワーキングスペースがあるのも魅力があります。
共有スペースのイメージはこんな感じ。
イメージを見た感じ、どこかのホテルに通じるものがありますよね?
「みんな助かる」マリオットの修行ホテルフェアフィールド!
モクシーも競合ホテルになると思うのですが、イメージ的にはフェアフィールドが近いので、日本で新たに外資系ホテルグループの修行用ホテルの誕生を予感します。
そんな修行系ホテル「アサイ ホテル(ASAI HOTELS)」が京都に進出する計画ですが、紹介したイメージはアサイ ホテルブランドのもので、京都のホテルがこの様になるかはどうかはまだわかりません。
まあ、外観は別として、ホテルの客室や共有スペースは似た感じにはなると思いますが。
会員プログラム「デュシットゴールド」
デュシット・インターナショナルには、外資系ホテルグループにふさわしいロイヤリティプログラム「デュシットゴールド」が用意されています。
ポイントカードとほとんど変わらない一部のケチな日系ホテルグループの会員制度とは異なり、外資系らしく特典がなかなか魅力的なんですよ!
「デュシットゴールド」は入会費・年会費などがかからない無料のロイヤリティプログラムなので、今後宿泊を考えている人は、入会をしていて損はないでしょう。
公式ページはこちらです。
「デュシットゴールド」の上級ステータスについて
旅行大好きな方々にとっては、「デュシットゴールド」で特に気になるのは、上級ステータスとどのような特典があるのかどうかですよね!
会員種別は「プレミア」・「エグゼクティブ」・「エリート」の3つで「プレミア」は入会後の平会員です。
エリートステータスは、「エグゼクティブ」と「エリート」の2つですが、上級ステタースを手に入れるハードルはそれほど高くありません。
- エグゼクティブ 1年間に5回の滞在または10泊の宿泊
- エリート 1年間に15回の滞在または30泊の宿泊
泊数ではちょっと厳しいけど、滞在数ならかなり低いハードルではありませんか?
もちろん特典にもよるでしょうが。
「デュシットゴールド」の特典
「デュシットゴールド」のステータスごとの特典をまとめてみました。
特典 | プレミア | エグゼクティブ | エリート |
---|---|---|---|
毎回の滞在で「インスタント・デライト」特典 | ◯ | ◯ | ◯ |
会員専用ホットラインとチェックインカウンター | ◯ | ◯ | ◯ |
ウェルカムアメニティ | ◯ | ◯ | ◯ |
航空会社のマイレージが貯まる(対象あり) | ◯ | ◯ | ◯ |
特別割引の案内 | ◯ | ◯ | ◯ |
Dusit提携会社から特別オファーの案内 | ◯ | ◯ | ◯ |
客室料金の割引 | 10% | 10% | 10% |
レストラン割引 | 20% | 25% | 30% |
スパ割引(テワランスパが利用できる施設のみ) | 10% | 15% | 15% |
ランドリー割引 | 20% | 20% | 20% |
レイトチェックアウト(当日の状況による) | × | 16:00 | 18:00 |
固定電話から市内電話の無料通話 | × | ◯ | ◯ |
チェックイン時のアップグレード(当日の状況による) | × | ◯ | ◯ |
無料宿泊特典 | × | ◯ | ◯ |
優先的な予約受付 | × | × | ◯ |
ミニバー利用料無料(ソフトドリンクのみ) | × | × | ◯ |
無料朝食サービス | × | × | ◯ |
会議室利用料2時間まで無料(空室状況による) | × | × | ◯ |
注目は、レイトチェックアウト、部屋のアップグレード、無料朝食、ラウンジアクセスなどですが、ラウンジアクセスはないのはまずは残念です。
ホテルにラウンジがあるかどうかもはっきりはしませんが、もしラウンジがあるとすれば、クラブルームに宿泊をすれば空いていて快適というメリットはありますね。
レイトチェックアウトは、上級ステータスのエグゼクティブが16:00まで、エリートは18:00までとなかなか強力です。
たった5滞在で達成できるエグゼクティブでも16:00までのレイトチェックアウトは素晴らしい!
共有スペースがあってワーケーションやノマドには向いているし、深夜便利用など遅い時間のフライトの場合は助かりますね。
部屋のアップグレードもエグゼクティブやエリートなら期待ができますし、エリートなら無料朝食もあるのが1日1食派マイラーにとってはありがたいです。
1日1食派マイラーは大注目
タイのホテルグループ「デュシット・インターナショナル」ですから、タイには多くのホテルがあるでしょうし、アジアや中東に主に展開するのは私にとっては好都合です。
もともと東南アジアでは、マリオットやIHGの他に格安ブランドのIbisがあるアコーホテルズに良く泊まりそうだったのですが、エリートステータスのハードルが高いのがネックなんですよ。
そうなると、上級会員へのハードルの低い「デュシットゴールド」でサクッと最上級のエリートを取得しておくと何かと良いこともありそうですよね!
ラウンジアクセスがないのは残念ですが、18時までのレイトチェックアウトや朝食無料で快適なホテルステイができそうなのは、注目しちゃいますね。
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