せっかく貯めたマイルですから、できるだけ少ないマイル数でお得に特典航空券をゲットしたいですよね!
国内線特典航空券だと国際線と比べるとちょっとマイル数が多くね?
という不満もチラホラ聞こえてきますが、ANAの「トクたびマイル」なら、とても少ないマイル数で旅行をすることができます。
JALの「どこかにマイル」もお得ですが、どこに飛ぶかがはっきりしないのはちょっと弱点なんですよね。
その他ブリティッシュ・エアウェイズのAVIOSを使うのもお得だったのですが、改悪によってお得度が急落。
コロナ渦で海外に自由に行けない事も加わって、がぜんトクたびマイルも注目されるようになったのですが、ちょっと分からない事も多いですよね?
トクたびマイルの様々な疑問に答えて、使い勝手なんかも紹介します。
トクたびマイルとは
「 トクたびマイル 」とは、ANAが2019年4月に登場をしたANAマイレージクラブの新たな特典航空券です。
通常だとANAの国内線特典航空券は、往復で15,000マイル位が必要なんですが、トクたびマイルだと片道3,000マイル~が必要マイルになんですよ!
せっかく貯めたマイルですから、できるだけ1マイル当たり高い価値で利用したいので、少ないマイル数で交換できるのは助かります。
通常の半分以下のマイル数で航空券に交換できるわけですから、トクたびマイルばかり利用しとけば良くね?
って感じるかもしれませんが、そこには制限があったりでお得なだけあってそれだけの理由があるんです。
トクたびマイルの3つのポイント
トクたびマイルには「トク」・「たび」・「マイル」という文字にちなんだ3つのポイントがあります。
少ないマイルでおトクに!
毎週木曜日から1週間。片道3,000マイルから利用が可能で通常よりおトクなんです。
お好きなたび先へ!
トクたびマイルは毎週火曜日に発表される対象路線の中から好きなたび先へ旅行ができます。
マイルを使って今すぐ出かけよう!
毎週水曜日の0:00から予約が開始され、搭乗日前日まで予約が可能で、有償ではなくマイルを使って旅行に行けます。
またそれぞれ「毎週〇〇」という文字がありますが、基本的にトクたびマイルは毎週路線が発表され予約・搭乗ができます。
「今週のトクたびマイル」で、毎週たくさんの人がお得な旅行をしているわけですね。
とくたびマイルの予約方法
とくたびマイルの予約方法は、通常の特典航空券を発見する方法で進めることになります。
そのまま手続きを進めると、とくたびマイルの対象路線でも通常の特典航空券のマイル数が表示されます。
ここで「何で??俺なんか間違った???」ったとパニックを起こさずに、ここはかまわずに先へ進みます。
そうすると最後に、「特典予約(キャンペーン適用マイル)」か「特典予約(通常マイル)」を選択できます。
とくたびマイルの対象期間外の場合は、(キャンペーン適用マイル)欄はそもそも表示されません。
キャンペーン適用マイルが、とくたびマイルの予約になりますので選択をして先に進むと、少ないマイル数で表示がされ予約を完了すればOKです。
とくたびマイルの注意点
とくたびマイルにはいくつかの注意点がありますので、代表的なものを紹介しておきます。
変更と払い戻しについて
とくたびマイルの変更ですが、一応可能ですが次の要件をともにクリアしないといけない制限があります。
- 対象搭乗期間内(とくたびマイルの対象の1週間)
- 同一区間のみ
つまり、対象搭乗期間外の変更も発着空港を変更することもできません。
一度通常のマイル数で予約・発券をした特典航空券が、たとえ対象搭乗期間・路線であっても、キャンペーン適用マイルに変更することはできません。
払い戻しは全区間の国内線特典航空券が未使用の場合に限り、「所定の払戻手数料」(1名につき3,000マイル)にて、払い戻しが可能です。
とくたびマイルを利用をして、往復6,000マイルで発券した特典航空券の半分のマイルを失うのは痛すぎるので十分注意です。
また、払い戻し手続き時点で、すでに有効期限を過ぎているマイルは払い戻しができません。
ファミリーマイルを利用してトクたびマイルを予約した場合、WEB上での変更ができず、サービスデスクに電話をして変更しないといけず面倒です。
トクたびマイルの予約は取れない?
トクたびマイルは、いわば特典航空券のバーゲンセールみたいなものです。
そのためLCCの激安チケットのイメージで、予約が取れないと感じる人もいるかもしれません。
ANAのトクたびマイルについても、ANAの特典航空券の空席と連動をしているため、週末や人気の路線は予約が取りにくいのは確かです。
ただ、路線発表が毎週火曜日12:00(正午)なので、その時点で対象の路線が分かります。
その路線での曜日や使い勝手で人気になるかの予想は、なんとなくつくでしょう。
予約開始が水曜日の0時ですから、人気そうでどうしても予約を入れたいのならその時間にあわせて早めの予約が必要でしょう。
まあ、どんな対象路線でも早めの予約がベターですがね。水曜日の0時は多少翌日寝不足になっても、頑張るしかないですね。
急いだばかりに、“衝動買い”がないように狙うべき路線の選択は済ませておくのが鉄則でしょう。
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