新型コロナウイルスの特別対応でホテルグループ各社は、エリートステータス獲得条件を大幅に緩和をしてきています。
マリオットもエリートステータスの獲得がしやすくなっており、多くのホテルではエリートだらけという様子w
インターコンチネンタルホテルやANAクラウンプラザホテル、ホリデイ・インなどをグループホテルとするIHGも条件の緩和を発表をしています。
エリート資格をお金をかけてなる方法として、IHGはインターコンチネンタルアンバサダーに入会することでプラチナ資格をゲットできます。
2021年はIHGグループホテルに宿泊をする人にとって、修行をしてまでエリートをステータスを獲得・維持する価値が高いのでしょうか?
IHGのエリートステータス
IHGの会員制度は入会することでいつくかの特典を受けることができますが、よりおいしいベネフィットを得るためにはエリートステータスが欠かせません。
IHGのエリートステータスは、ゴールド、プラチナ、スパイアの3つですが、ちょっと特典としては他のグループより劣ってしまいます。
一般会員のクラブでは正直ほとんど特典がない感じなのですが、ゴールドからはレイトチェックアウト、プラチナからは客室の無料アップグレードが主なウレシイ特典です。
ただ他のホテルグループにあるように朝食無料やラウンジの利用が、たとえ最上級資格のスパイアでもないのがIHGのちょっと残念な点です。
IHGのラウンジは、その分空いているので快適だという考え方もできますがね。
ラウンジアクセスはダメとしても、朝食だけでもあるとIHGの魅力がグッと上がるんですがね。
IHGのステータス獲得条件
IHGのステータス獲得条件は、2020年に新型コロナの特別対応によって、通常より条件が緩和されています。
ゴールドエリートは通常10,000ポイントor10泊ですが、7,000ポイントor7泊。
プラチナエリートが通常40,000ポイントor40泊ですが、30,000ポイントor30泊。
スパイアエリートが通常75,000ポイントor75泊ですが、55,000ポイントor55泊です。
2021年はIHGより公式アナウンスはありませんが、アプリで確認をすると「スパイアまで55,000ポイントまたは55泊が必要です」と表示されています。
これは事実上2020年と同じ条件でエリート資格が得られると思って大丈夫そうです。
ちなみに私はインターコンチネンタルアンバサダーのなんちゃってプラチナなので、特に修行をする必要はないんですがね。
IHGはポイントで稼ぐのが楽
IHGのエリート資格の獲得条件の泊数は、単純にIHGグループホテルに何泊するかですが、ポイント数はちょっと注意が必要です。
エリート会員資格の獲得条件のポイントは、ボーナスポイントなども含めた特典やマイルに交換できるポイントの総数ではなく、ステータスの基準となるポイントです。
泊数かポイント数のどちらかでエリート資格を得ることができるのですが、IHGはポイントで狙うのがだんぜん楽です。
IHGはボーナスポイントパッケージプランが用意されていて、ベストレート料金にいくらかプラスすることで、3,000ポイントや5,000ポイントのボーナスポイントをゲットできます。
ちょっとややこしいのですが、IHGのエリート資格条件のポイントは、キャンペーンなどのボーナスポイントは含まれませんが、ボーナスポイントパッケージプランのボーナスポイントは含まれます。
このボーナスポイントパッケージで宿泊を重ねてポイントを稼ぐのが、IHG修行の王道です。
インターコンチネンタル アンバサダー
IHGのエリート資格はお金で買うことができるのですが、その方法はインターコンチネンタル アンバサダーに入会することです。
インターコンチネンタル アンバサダーは、インターコンチネンタルホテルに泊まる際に部屋のアップグレード保証や午後4時までのレイトチェックアウト、ウィークエンド宿泊特典などが魅力です。
さらにインターコンチネンタル アンバサダーに入会することで、IHGのプラチナ会員資格も自動的に得られるます。
つまり、修行をすることなく1泊もせずにIHGのプラチナ会員資格が得られるわけです。
入会には200ドルが必要ですが、ウィークエンド宿泊特典を上手く使うことで、この費用は元が取れるので、実質ゼロ円でプラチナ資格を得られるともいえます。
インターコンチネンタルアンバサダーより修行をするべきか?
IHGはインターコンチネンタルアンバサダーでプラチナエリート資格を得られるので、修行をしてまで宿泊をする必要がなさそうですが、条件緩和によって悩みどころです。
この点はIHGのエリート特典をどう考えるかによると思います。
つまり、ゴールドの特典で十分なのか、スパイアまで欲しいのかということ。
プラチナは手っ取り早くインターコンチネンタルアンバサダーで取得する方が費用も時間も節約できるのでおすすめですから、ゴールドかスパイアかということですね。
客室無料アップグレードは良いから、とりあえずレイトチェックアウトがあれば良いというのなら、ゴールドでも悪くなく、7,000ポイントや7泊ならわりと簡単に取得できます。
特にGotoキャンペーンが予定されている2021年は、費用も大幅に節約できるはず。
一方スパイアは55,000ポイントか55泊と決して低いハードルではないですが、スパイアでは特別選択式特典があるので実質的にはかなりお得度が高いのです。
特別選択式特典とは、年に1度スパイア獲得時や更新時に25,000ボーナスポイント獲得または、友人や家族へプラチナエリート アップグレードのプレゼントのいずれかを選べるのです。
この特典はとても素晴らしく、例えば25,000ポイントを選択すれば実質30,000ポイント程度でスパイアエリートを得られるともいえます。
また、エリート資格の期間が、まだ正式アナウンスはないものの、コロナでエリート資格の延長措置も考えられる点も気になる点ですね。
IHGは基本的に修行をせずに、インターコンチネンタル アンバサダーでプラチナになるのがオススメです。
ただ今年2021年に関しては資格条件の緩和やGotoキャンペーンで安く泊まれることを考えると修行をする価値があるでしょう。
インターコンチネンタルアンバサダー入会&更新キャンペーン
2021年はコロナ特別対応によって、修行でIHGプラチナ資格を得やすいのですが、インターコンチネンタルアンバサダーの入会&更新キャンペーンも魅力的。
2021年7月31日までの入会&更新が条件ですが、8月31日までにインターコンチネンタルホテルで1滞在をすると40,000ポイントまでの無料宿泊特典がもらえます。
無料宿泊特典は、11月30日までと有効期限が短めですが、1泊をすればもう1泊という感じでかなりお得です。
ステータスマッチを考えるのならインターコンチネンタル アンバサダーも
修行をするとどうしても宿泊を重ねないといけないので、それだけの時間がかかります。
現在ヒルトンやマリオット、ハイアットなどでステータスマッチが実施されていますが、どこのエリート資格もない人は修行をしてからだと機会を損失してしまうかもしれません。
このような場合は、インターコンチネンタル アンバサダーで手っ取り早くIHGのプラチナ資格を得ると、早めにステータスマッチの申請ができるので有利です。
ただ、ステータスマッチの申請に滞在歴も知らせる必要があるのが通常なので、滞在歴を作っておくことがステータスマッチが成功しやすくなるでしょう。
IHGは、ホリディ・インやクラウンプラザの安めのホテルがけっこうあるので、わりと楽に滞在歴を作ることはできます。
さいごに
IHGのコロナ特別対応によって例年よりも格段にエリートステータスを獲得しやすくなっています。
IHGはインターコンチネンタルアンバサダーに入会することで自動的にプラチナ資格を得ることができます。
ただ修行でゴールド~スパイアを狙うのは、Gotoキャンペーンなどが再開しお得に宿泊でできれば狙い目。
他のホテルのステータスマッチを狙う時は、インターコンチネンタルアンバサダーは手っ取り早いので、急ぐ時はすぐにエリートステータスを手に入れておきましょう。
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