プライオリティパスは、今年になって提携のラウンジが激しく入れ替わってきています。
まずは朗報だったのは、羽田と成田のANAラウンジ。ANAのプレミアムメンバー以外の方は歓喜したはず。
一方残念なニュースだったのが、アジアを中心に多くの空港で利用できたプラザプレミアムラウンジが提携を終了すること。
悪いこともあれば、良いこともあるもので、プライオリティパスは2021年末までに全世界で20%のラウンジなどの拡大を目指しているニュースです。
2021年プライオリティパスで利用できるラウンジが増えます
プライオリティパスは、2021年末迄に全世界で利用できるラウンジなどを、20%拡大させることを目指しているようです。
具体的には、150以上の新しい空港ラウンジの開設と、100の新しいプレミアムダイニングの開設。
プレミアムラウンジは、空港のレストランですから利用できる内容によっては注目ですね!
全ては発表されていませんが、一部の新しい空港ラウンジとプレミアムダイニングが発表されていますので、注目のものをみていきましょう。
明らかになった新ラウンジと新プレミアムダイニング
プライオリティパスで、あらたに利用できる新ラウンジや新プレミアムダイニングが、LoyaltyLobbyで明らかになっています。
明らかになっているのは50にも満たないラウンジとレストランですから、今後続々と新たな提携先が増えていくわけですね。
どんな所が出てくるのか楽しみですね!
特にプラザプレミアムラウンジが終了して提携ラウンジがなくなる香港やクアラルンプールの空港や日本の空港は要注目です。
気になるラウンジやレストランをピックアップしてみました。
エール・フランスとスターアライアンスのラウンジが登場
航空会社、それもメジャーなエアラインの空港ラウンジが、プライオリティパスで利用できるとなると注目しちゃいますよね!
カメルーンとナイジェリアともにアフリカになりますが、エール・フランスラウンジが登場しています。
カメルーンの最大都市のドゥアラとナイジェリアの最大の都市のラゴスの国際空港ですが、日本人が多く訪れるというわけでもなく、もしかしてラウンジ自体もショボいかもしれません。
アフリカ好きな方やビジネスで訪れるような人には朗報ですね。
エール・フランスラウンジとプライオリティパスが提携したことに意義があり、他の空港でも提携が進むことが期待されますね。
すでに紹介をしましたが、ニューヨークやワシントンDCの基幹空港では、ルフトハンザビジネスラウンジが利用できるようになっています。
ブラジルサンパウロのグアルーリョス国際空港のスターアライアンスラウンジも注目ですね。
ブラジル最大の都市サンパウロには3つの国際空港があって、世界の巨大空港と比べると見劣りしちゃうのでラウンジも共有ラウンジという感じなんですかね。
スターアライアンスラウンジというと、中部国際空港で利用できるラウンジを思い出しますが、このような共有ラウンジが提携先になるのは朗報ですね。
関空もKIXエアサイドラウンジやノースラウンジと提携してくれまんせんかね?
今は両ラウンジともに閉鎖していて、経営立て直しのためにもどうでしょうか?
プレミアムダイニングの注目
プレミアムダイニングも個人的にいくつか注目をしています。
まずカナダのトロント・レスター・B・ピアソン国際空港(Toronto Lester B. Pearson International)の「BAR 120」では、37カナダドルの割引が受けられることになっています。
1カナダドル=約90円(ざっくりですが)と考えると、3,330円と日本の関空のぼてぢゅうと近似していますね。
だいたいこの3,300円前後が利用できる基準の料金になっていくのでしょうかね。
ただ、この値段だと欧米だとかなりショボいものしか食べれないような気もしますがね。。。^^;
実際の価格を調べて見ると、サンドイッチでこれぐらいしますから^^;
サンドイッチ2つ食べると、ほとんど割引上限になることも。これだったらラウンジの方が良いですよね!!
25カナダドルの「THE 48」というメニューがホームページで見ることができましたが、こんな感じでした。
エサかよ?と思わず声が出そうな感じで、相当残念です(*_*)
グラスワインは別のはずなので、これだけでもしかして37カナダドルを超えるかもしれません^^;
BAR 120は、最初はディスるつもりはなく、空港でお洒落なバーが利用できるかなと思っていたのですが、調べていくうちに、ちょっと残念な所があったので…。
中国でプライオリティパスの利用価値が上がっている
今回明らかになった中では、中国の空港のラウンジやプレミアムダイニングが目立ちます。
コロナ禍でも、広い中国の国内線航空需要は堅調で、先日発表された2020年空港旅客数ランキングでは、広州白雲国際空港がトップに躍り出てますからね。
前年実績が11位でもある巨大空港であるのですが、この広州の空港からも「Famous Cuisine Restaurant」が顔を出しています。
なんか、レスラン名というより普通名詞という感じなのですが、プライオリティパスの公式サイトによると、セットメニューの提供になるようです。
セットメニュー自体は明らかになっていませんし、セットメニュー以外のメニューやソフトドリンクは別途12%割引で利用できることになっています。
中国の空港のレストランの良いところは、空港だからといってべらぼうに高くなくて、それほど市中のレストランと大きな違いはありません。
セットメニュー自体は分からないですが、日本のランチの定食ぐらいの感じを想定したら良いんですかね。
中国のレストランではとにかくデカ盛りばかりで、量はそこそこ多そうな気はしますが。
国内線のエアサイドですから、それほど大きな期待をしすぎるのもダメでしょうから、あるだけ良いですよね。
中国のフライトは遅延が尋常ではない場合も多くて、頻発しますから^^;
深夜到着する飛行機が次の日の朝になったなんてこともありました・・・
気になる「VIP HALL」という文字
中国の蘭州(Lanzhou)と臨沂(linyi)の空港の「VIP HALL」は妙に気になります。
「HALL」というと、大きな広間などを想像してしまいまして、「もしかして雑魚寝スペースなのか?」とのイメージでしたがw、調べてみると普通のラウンジでした^^;
臨沂は検索では明らかになりませんでしたが、蘭州の「Business VIP Hall」は、国内線のエアサイドのラウンジです。
こちらもあるだけやっぱり良いですよね。
さいごに
プライオリティパスの新ラウンジは、今後も続々と発表がされてくるはずですから、どんな所が出てくるのか楽しみですね!
エアラインの空港ラウンジも所々に出てきているので、上質なラウンジが増えると良いですね!
エリートステータスを持っている人にとっては嫌でしょうがね。
なお、プレミアムダイニングに関しては、アメリカンエクスプレスカードに付帯する特典としてのプライオリティパスは利用できません。
今回紹介をしたトロントの「BAR 120」や広州の「Famous Cuisine Restaurant」に行ってみたいという人は、こちらのカードをサクッと作っておきましょう。
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