現在マリオットはコロナ対応のため、大盤振る舞いなので、比較的簡単にプラチナステータスを手に入れることができます。
2021年~2022年は良い思いができたとしても、問題はその先。
アフターコロナで通常に戻ると、インバウンドが再び盛り上がり、国内のマリオット系のホテルもグ~ンと宿泊するのにお金がかかってくるでしょう。
そこに年間50泊の壁が立ちはだかり、あえなくプラチナから陥落という人も多くなりそう。
せっかく手に入れたプラチナステータスですから、なんとかして維持したいですよね?
できれば、このままライフタイムプラチナ資格を手にすることができれば、理想的。
なんとか、普通の庶民でもプラチナを維持するとなると、ポイント宿泊をうまく活用をしたいところです。
それも、カテゴリーが低くて少ないポイントで宿泊ができれば、宿泊数をたくさん稼ぐこともできるわけですよ。
カテゴリー1のホテルなら、同じポイントでもたくさん泊まることができますからね。
アフターコロナのプラチナ生き残り戦略として、ベストカテゴリー1のホテルをいろいろ調べています。
マリオットのポイント宿泊
マリオットボンヴォイでは、貯めたポイントを使った宿泊が一番価値の高いポイントの使い道です。
マイルに交換も魅力があるのですが、宿泊が無料になるので、マイルと合わせて全く出費がなくなるのは見逃せませんね。
マリオットはポイントを使った無料宿泊でも、宿泊数にカウントされるのでエリートステータスの維持にも貢献してくれますしね!
ポイント宿泊はホテルのカテゴリーによって、以下のようにその必要なポイント数が決められています。
カテゴリー | オフピーク | スタンダード | ピーク |
1 | 5,000 | 7,500 | 10,000 |
2 | 10,000 | 12,500 | 15,000 |
3 | 15,000 | 17,500 | 20,000 |
4 | 20,000 | 25,000 | 30,000 |
5 | 30,000 | 35,000 | 40,000 |
6 | 40,000 | 50,000 | 60,000 |
7 | 50,000 | 60,000 | 70,000 |
8 | 70,000 | 85,000 | 100,000 |
注目はカテゴリ-1のホテルで、オフピークだとたった5,000ポイントで宿泊ができちゃうんですよ。
10泊してもたった50,000ポイントだけですみますので、カテゴリー6のスタンダードで1泊50,000ポイントと比べると、10倍の宿泊数の差ができます。
残念ながら現時点で、カテゴリー1のホテルは日本国内にはありませんし、最低でもカテゴリー3。
カテゴリー3だと最低でも15,000ポイントが必要なので、カテゴリー1とは3倍の開きがあります。
つまり、カテゴリーの1のホテルなら、カテゴリー3のホテルに1泊泊まる代わりに3泊泊まれるチャンスがあるわけですよね。
日本ではカテゴリー3が一番ポイント数を少なく泊まれるますが、海外、国によっては、けっこうたくさんのカテゴリー1のホテルがあり、「こんなホテルでカテゴリー1?」という所もあります。
そんな素敵なホテルに泊まって、しかも観光や海外の非日常を味わえれば、お金や貯めたポイントを使う価値がありますよね!
カテゴリー1のホテルが多い国
国によって、カテゴリーが高めの国と低めの国があったりします。
基本的に欧米や日本、オーストラリアなどはカテゴリーが高めで、アジアでもシンガポール、香港などは日本とそれほど変わらない印象。
アジアでも、カテゴリーが低めの国もあり、観光に便利な都市やホテルも含まれていたりして、利用価値が高かったりします。
カテゴリー1のホテルが多い国として、狙い目の国が次の3つ。
- 中国
- マレーシア
- インドネシア
それぞれわりと近くて、マイルでの航空券やLCCを利用して、比較的お手軽に行き来することができる国です。
そのため、旅費のトータルも節約できるし、少しの休みでも行ける所も良い点ですね。
それぞれの国ごとのベストなカテゴリー1のホテルをみていきます。
中国のカテゴリー1ベストホテル
中国にはカテゴリー1のホテルがたくさんあります。
地方都市ではなく、上海や広州のような大都市でもカテゴリー1のホテルがあったりします。
またフェアフィールドやエレメントのような格安ブランドだけでなく、ラウンジのあるシェラトンやデルタホテルが含まれていたりします。
快適なホテルステイだけを考える人にとっても魅力的ですよね!
ホテルステイだけなら、どこの国に泊まってもたいして変わらないんじゃないですかね?
中国を毛嫌いする人も多いですが、ラグジュアリーホテル自体の宿泊は、日本とそれほど変わりませんから。
そしてこんなホテルが、ベストカテゴリー1のホテルになります。
- Courtyard Xi’an North
- Element Foshan Nanhai
- シェラトン上海奉賢
- シェラトン銀川
Courtyard Xi’an Northは、Xi’anつまり、中国の古都西安にあるホテルです。
兵馬俑や古い寺院など見どころ満載の西安ですから、観光として訪れるのも楽しいはずです。
Courtyard Xi’an Northは西安の中心のロケーションではありませんが、地下鉄駅からも近くてそこそこ便利です。
様々な種類の部屋があって、アップグレードも期待できますし、クラブラウンジがある所もプラチナエリートステータスの特典をフル活用で満足度は高いはず。
Element Foshan NanhaiのFoshan Nanhaiは仏山南海。広州のお隣の大都市仏山にあるホテルです。
香港・深センから高速鉄道を利用すれば、そこそこ便利にアクセスができますし、食事が美味しい広東省ですから楽しみも多いでしょう。
このホテルの素晴らしい所が、すべての部屋がキッチンのついたスイートのような部屋で、アップグレードが渋い場合でも満足度は高いでしょう。
エレメントは基本朝食が含まれますし、お昼や夜はキッチンがあるので簡単なもので済ます事もできますしね。
シェラトン上海奉賢は、上海でも正直アクセスの悪い場所にありますが、それでも大都会上海にあることは間違いありませんw
上海ですから観光にビジネスでも滞在ができますし、遊ぶ所はたくさんあります。
なんといってもフルサービスホテルのシェラトンですから、朝食も豪華でクラブラウンジもあるので素敵なホテルステイができますね。
同じシェラトンでも、シェラトン銀川は、銀川という日本人にあまりなじみのない都市にあるラグジュアリーホテル。
銀川なんて何があるのという心配もあるでしょうが、隠れた穴場なんですよ。
内陸の都市で、銀川自体も古墳など見どころがありますし、西安からの高速鉄道も開通間近ですし、観光の魅力が増えそうで、私も以前から気になる存在でした。
豪華なシェラトンでとてもカテゴリー1には見えませんし、クラブラウンジもあるのでラグジュアリーなホテルステイができます。
マレーシアのカテゴリー1ベストホテル
マレーシアにはカテゴリー1のホテルがたくさんあり、首都のクアラルンプールにも存在する所がスゴイところです。
エアアジアの本拠地でもあるので、日本からLCCで便利にアクセスできますし、JALやANAの直行便利用でマイル修行としても有名。
マレーシアはお手軽にアクセスできるのが魅力ですし、アジアの中では発展をしている国なので、何かと便利で快適に旅行ができます。
マレーシアのカテゴリー1ベストホテルはこんなホテルがあります。
- ACホテル・クアラルンプール
- フォーポイントバイシェラトン・クアラルンプール,チャイナタウン
- プトラジャヤ・マリオット・ホテル
- コートヤード・ペナン
ACホテル・クアラルンプールとフォーポイントバイシェラトン・クアラルンプール,チャイナタウンは修行ホテルとしても有名ですが、中心エリアに近くアクセスが便利な点が魅力です。
ACホテル・クアラルンプール
フォーポイントバイシェラトン・クアラルンプール,チャイナタウン
カテゴリー1のホテルはアクセスが悪い場合が多いですが、一国の首都でしかも日本からアクセスの良いクアラルンプールですから便利ですし、私はけっこう好きな街。
プトラジャヤ・マリオット・ホテルは、フルサービスのマリオットホテルで、カテゴリー1という日本では考えられないことですね。
プトラジャヤはクアラルンプールの近郊の人工的に作られた政治都市で、クアラルンプール国際空港からのアクセスも良いです。
プトラジャヤには、ピンクモスクというインスタ映えする観光スポットもありますので、「見どころなんてあるの?」と心配な人も一応はありますw
豪華な朝食やクラブラウンジのあるラグジュアリーホテルのホテルステイで、5,000ポイントで泊まれるなんて夢のようです。
そんな夢のようなホテルに2022年に5泊20,000ポイントで予約を入れてみました。
コロナで行けるかどうか微妙ですが、状況が改善して行かして欲しいですが、どうなるでしょうかね??
コートヤード・ペナンは、リゾート地でもあるペナン島にあるホテル。
残念ながら海の近くではなく、街なかにあるホテルですが、それでもリゾート気分を味わえるホテルです。
まあ、ビーチに行きたければホテルから足を伸ばせば良いわけですし。
コートヤード・ペナンは、2020年9月にできて新しいホテルなので、とてもキレイで泊まって快適なホテルでオススメ。
インドネシアのカテゴリー1ベストホテル
インドネシアも多くのカテゴリー1のホテルがあり、首都ジャカルタや人気のバリ島にもあるのがスゴイところです。
- アロフト・ジャカルタ・ワヒドハシム
- Fairfield by Marriott Bali Legian
- フォーポイントバイシェラトン・バリウンガサン
- フォーポイントバイシェラトン・マナド
アロフト・ジャカルタ・ワヒドハシムは、ジャカルタの中心部に立地する便利なホテルです。
アロフトは、マリオットではカジュアルなブランドですが、プラチナ会員は無料の朝食を選ぶことができて、快適な滞在ができるでしょう。
日本のアロフトは、銀座も大阪もけっこう高めですが、海外のアロフトはもっとお得に泊まれる所が多いですよ。
アクセスの良さから、ポイント宿泊や修行用ホテルとして利用されるケースも多いホテルです。
Fairfield by Marriott Bali Legianは、バリの人気エリア・レギャンにあるリゾートホテルです。
フェアフィールドながら、人気のバリにあるカテゴリー1のホテルというのがまずは魅力かな。
部屋からプールにそのまま入れるプールテラスの部屋にアップグレードの期待もできて、朝食もプラチナ特典で無料になる点もウレシイ点です。
フォーポイントバイシェラトン・バリウンガサンは、2019年に改装され満足度が高いリゾートホテルです。
このホテル、2019年にはカテゴリー4だったのが、2020年に2ランクダウンのカテゴリー2に、そして2021年のカテゴリー変更でカテゴリー1になっています。
ウンガサンというあまり知名度がない場所が影響していると思うのですが、公式ページを確認する限りは全くカテゴリー1のホテルには見えません。
とてもカテゴリー1には見えないこちらのホテルも2022年5泊20,000ポイントで予約入れています。
個人的には5連泊よりも他のホテルやエリアも絡めて旅行をする方が好きですが、2022年はまだコロナの影響もあるでしょうから、のんびり滞在をするという感じになりそう。
さいごに
マリオットはポイント宿泊でもエリートステータス獲得のための宿泊数に数えられます。
カテゴリーが低いホテルのポイント宿泊は、宿泊数をたくさん稼ぐことができますので、貯めたポイントを有効利用できるわけですね。
とりわけカテゴリー1のホテルは5,000ポイントから泊まれるので、チャンスがあれば利用したいところです。
日本にはないカテゴリー1のホテルですが、海外に目を向ければ意外な素敵なホテルがあったりしますよ。
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