アコーホテルズの会員プログラム「ACCOR LIVE LIMITLESS」にはシルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド会員というエリートステイタスがあります。
ステータスを得ると多くの特典が用意されており、ホテルでの宿泊がより快適になりますし、もっと大切に扱って欲しいという気持ちも湧いてきて上を目指したくなるものですよね!
ただ、エリートステータスをゲットするためには、多額のお金が必要でアコーホテルズだけじゃなく他のホテルに宿泊する人なら、正直アコーまでは手が回らないという人もいるはず。
そんな人には宿泊せずにいきなりゴールドステータスを取得する方法がありますが、そのお得度を検証してみるので参考にしてみてください。
アコーホテルズのゴールドステータス
アコーホテルズゴールドステータスを宿泊せずに取得できるのは魅力ですが、そもそもゴールドステータスにはどのような特典があるのでしょうか?
アコーホテルズのエリートステータスは4つで、ゴールドはダイヤモンド、プラチナについで3番手のステータスです。
そのゴールドステータスの特典は主に次のものがあります。
- アーリーチェックインまたはレイトチェックアウト
- ウェルカムドリンク
- ターンダウンサービス
- ウェルカムアメニティ
- ルームアップブレード(空室状況による)
アーリーチェックインやレイトチェックアウトは、長くホテルに滞在できますし、ウェルカムドリンクは金額にすれば大したことはないですが、なんだかウレシイもの。
一番の大きな特典は、部屋のアップグレードで、一番安い部屋を予約したのに高層階の眺めの良い部屋だったり、広くて高いレベルの部屋にアサインされる場合もあります。
部屋の宿泊レートを確認すると、アップグレードされたことで数千円も高い部屋になった時は、それだけ得をした感じで満足度は高いものです。
ゴールドエリートになるには、通常30泊か2,800ユーロ以上の支払いが必要なのですが、出張サラリーマンではなければ、なかなか到達するのに難しいレベルです。
イビスビジネスカードでいきなりゴールド
ゴールドステータスになりたいと思っても、そんなにすぐにはなれませんが、アコーホテルズでは「いビスビジネスカード」に入会するだけで自動的にゴールドになります。
修行せずにゴールドエリートに誰でもなれるわけですから、こんな楽なことはありませんね!
イビスビジネスカードの年会費と特典
イビスビジネスカードの年会費は90ユーロ。ユーロ/円の為替相場にもよるでしょうが、だいたい11,000円~12,000円ぐらい。
10,000円以上するので庶民にとっては楽な出費ではありませんが、特典はこんな感じ。
- 「ACCOR LIVE LIMITLESS」ゴールドステータスの付与
- イビス、イビススタイルズ、イビスバジェットでフレキシブルレートから10%OFF、ノンフレキシブルレートから5%OFF(2部屋まで割引可能)
- 到着48時間前までの予約で部屋を確保
- レストラン・バーで10%OFF
ゴールドステータスを得られることが最大で、あとは宿泊やレストランの割引があるのが良いですかね。
イビスで割引があるので利用価値がありますが、イビスだけに宿泊をするのなら、ゴールドでなくても良いような…。
イビスに割引で10回程度泊まれば、年会費の3割から5割ぐらいは元を取れていると思うし、それだけの金額でゴールドになれるなら、まあ悪くはないです。
ただ、どちらかというと、イビスに泊まるのでなく、他のラグジュアリーブランドホテルに泊まる方がアップグレードなど大きなベネフィットを感じお得感がありそうですがね。
アコーホテルズのホテルブランド
アコーホテルズのホテルブランドですが、イビスの他にいろんなブランドがあります。あのラッフルズ・ホテルも含まれているんです。
日本ではこんなホテルがアコーホテルズブランドです。
- メルキュールホテル札幌
- イビススタイルズ 札幌
- イビス東京新宿
- プルマン東京田町
- メルキュールホテル銀座東京
- メルキュールホテル横須賀
- イビススタイルズ東京ベイ
- ザ サイプレス メルキュールホテル名古屋
- イビススタイルズ京都ステーション
- ホテルメルキュール京都ステーション
- 京都悠洛ホテル – M ギャラリー
- スイスホテル南海大阪
- イビス スタイルズ 大阪難波
- イビス大阪梅田
- イビスバジェット大阪梅田
- メルキュールホテル沖縄那覇
- ノボテル沖縄那覇
イビスとメルキュールが多いですね。ラグジュアリーブランドとなると、プルマン東京田町・京都悠洛ホテル – M ギャラリー・スイスホテル南海大阪ぐらいしかないです。
日本国内の宿泊がほとんど人の場合は、ゴールドステータスを持っても、それほど大きなお得感は感じないかもしれませんね。
プルマン東京田町もスイスホテル南海大阪もプラチナこそ、その威力を発揮しますのでゴールドですとちょっと中途半端かな。
ただ展開が多いヨーロッパ、特にフランスや東南アジアでの宿泊が多い人は、ゴールドでも恩恵が大きそうです。
そんな人は、イビスビジネスカードでサクッとゴールドの資格をゲットしておくのは、旅が快適になるので良さそうです。
まとめ
イビスビジネスカードは90ユーロの年会費で、アコーホテルズの「ACCOR LIVE LIMITLESS」のゴールドステータスを取得します。
修行をして30泊をするぐらいなら、価値はあると思いますが日本では展開ホテルが少なめなのがちょっと残念。
また、ゴールドステータスの特典もシルバーステータスとそれほど大きな違いもなく、イビス特に海外のイビスに泊まるのが多い人でしたら、10泊でシルバーまでとどちらにするか悩みどころ。
国内だけでなく海外の利用が多めで、さらにラグジュアリーブランドに宿泊することが多いのなら、部屋のアップグレードでお得感がありそうです。
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