ときどき質問を受けるのですが、「マイルを貯めるのは、JALとANAのどっちが良い?」とお悩みの人もいるみたいです。
最初にどちらかに決めて、ムダなくマイルを稼ぎたいという気持ちは、よ~くわかります。
これからマイルを稼ごうと思っている人に、アドバイスをするとなると、「両方貯めましょう!」ということになるのですが、その方が結局楽しみも増えるからなんですよ。
はじめにどちらかに決める必要はありません
「マイルを貯めるのは、JALとANAのどっちが良い?」という質問に対する答えですが、ズバリ両方貯めるのが正解なんです。
まず大事なことははじめに、JALとANAどちらにしようかと考える時間がもったいないからです。
はじめにどちらにしようかどうか考える前に、まずはマイル・ポイントを稼ぎ始めるのが大事です。
はじめにどちらかに決める必要はないんです!
でも有効期限ってありますよね?
こう言っても、それでも疑問に思う方もいますが、心配なのがマイルには有効期限があるということ。
JALもANAもマイルを貯めたときから、36ヶ月後の月末でというやや厳しい有効期限があります。
マイルをあまり貯めていない人にとっては、10,000や20,000マイルを貯めるのは、とてもじゃないけどできないという感覚があるんですよね!
たしかに一般の人の正攻法で貯めると、マイルを失効させてしまうこともあるかもしれません。
しかし、安心してください!
当サイトでマイル・ポイントを稼ぐ基本をしっかりと実践さえできれば、JALとANAの両方のマイルを貯めても十分に両方の特典を楽しむことができます。
マイルを稼ぐ基本
JALとANAの両方のマイルを貯めるとなると、それだけたくさんのマイルを稼ぐ必要がありますが、まずはマイルを稼ぐ基本についてお話をします。
マイルを稼ぐためには、主に次の3つの方法があります。
- 飛行機に乗って貯める
- クレジットカード決済で貯める
- ポイントサイト利用で貯める
順番に解説をしていきます。
飛行機に乗って貯める
一般的にマイルを貯めるイメージが、飛行機に乗って貯める方法です。マイルを貯める基本形です。
飛行機に乗れば同じようにマイルを貯まるかというと、そうでもなく同じ便に乗っている乗客でも貯まるマイルに大きな違いがあったりします。
飛行機に乗って貯まるマイルは、「フライトマイル」と呼びますが、フライトマイルは以下のような計算方法でマイルが決まります。
搭乗区間の基本マイルは、単にその路線の距離なのでこれは決まっています。JALでもANAでも同じです。
国内線と国際線では、基本的に国際線の方が長い距離があるので、区間マイルは大きくなります。
また、国内線でも東京~沖縄のような路線は、かなりの区間マイルがありますので、それだけたくさんのマイルが貯まりやすいです。
マイル積算率は、利用する運賃の種別によって、マイルの積算率が決まっています。
運賃の種別というと、エコノミークラスやビジネスクラスなどを想像するかもしれませんが、これは搭乗クラスの種類で、他にも様々なルールがあります。
こちらはJAL国際線のフライトマイル積算率表ですが、搭乗クラスと予約クラスによって、マイルの積算率が決まります。
料金の高い普通運賃ほど積算率が高くなり、ツアーなどは積算率が低くなる感じです。
JALとANAとも積算率はほとんど同じですし、飛行機に乗ってマイルを貯めるのはJALもANAもそれほど変わりはありません。
上級会員のために飛行機に乗ることはどちらかに絞っても
マイルを貯めるのはJALとANAも両方貯めれば良いのですが、飛行機に乗ることについては、どちらかに絞っても良いでしょう。
航空会社には上級会員制度があり、良く利用するお客さんを優遇する制度があります。
優先搭乗や豪華な空港ラウンジの利用、ボーナスマイルなど高いステータスを得るほどサービスが良くなります。
上級会員になるためには、たくさんのフライトを重ねなければなりませんので、出張など仕事でたくさん飛行機に乗るような人は別として、JALかANAどちらかに絞れば上級会員になりやすくなります。
クレジットカード決済で貯める
クレジットカード決済でマイルを貯めるのは、多くの人が知っているメジャーな方法です。
もしあなたがまだ買い物などで現金払いをしているのなら、とてももったいない!
日々の買い物や光熱費の支払いなどを、クレジットカード決済をすることで、マイルを貯めることができます。
ただ、どのクレジットカードを使っても良いというわけではなく、マイルをたくさん貯めるためには、クレジットカード選びがとても重要です。
まずターゲットになってくるのが、JALとANAがそれぞれ発行をしている「JALカード」と「ANAカード」です。
それぞれのマイルを貯めるのであれば、必需品となります。
できればJALカードもANAカードも発行をすることをオススメしますし、マイルをたくさん貯める人の多くは両方のカードを持っています。
JALカードもANAカードも1種類だけでなく、たくさんの種類がありますので、どのカードを選ぶのかは悩ましいところだと思うのでオススメのカードを紹介しておきます。
JALカードのオススメ
JALカードのオススメはいくつかありますが、最も多くの人にフィットするカードとして、まずは「JALカード TOKYU POINT ClubQ カード」がオススメです。
JALカード TOKYU POINT ClubQ カードは、WAONとPASMOのオートチャージでマイルが貯まる唯一のカードで、生活のあらゆる場面でマイルを貯めることも可能です。
JALを多く利用してこれからJGC取得までを考えているのなら、「JAL CLUB-Aカード TOKYU POINT ClubQ カード」がオススメ。
JALカード TOKYU POINT ClubQ カードのワンランク上のカードですので年会費は高くなりますが、入会時の初回搭乗ボーナスや毎年の初回搭乗ボーナスもたくさんマイルをもらえます。
JGCカード取得時の申込みが簡素になりますし、審査落ちのリスクも軽減できるのでJGCを目指す前に、JAL CLUB-Aカード TOKYU POINT ClubQ カードの申込みがオススメです。
もっと詳しいJALカードのオススメはこちらで紹介をしています。
ANAカードのオススメ
ANAカードもたくさんの種類がありますが、まずすべてのANAマイラー、特に陸マイラーなら必需品のカードが「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」。
ポイントサイトで貯めたポイントを、無駄なくANAマイルに移行できる「TOKYUルート」のために必要なカードです。
ANA便を良く利用したり、これからSFC取得を目指している方なら、「ANA ワイドゴールドカード」、もしくは年会費は高くても、特典が多いラグジュアリーなカードが良いという人なら「ANAダイナースカード」がオススメ。
もっと詳しいANAカードのオススメはこちらで紹介をしています。
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